ファンタジー小説 銀河漂流記 銀河漂流記プロット・設定

銀河漂流記 プロローグ

銀河漂流記

遠い銀河で、力強く生きる若者たちの物語

~銀河で生き抜く力は、平和を願う心と、人への優しさだった~

銀河大戦本編と同じ時代、同じ宇宙を舞台にしながら、
これはまったく別の場所で始まった、別の物語である。

宇宙コロニーで暮らす四人の高校生は、ごく平凡な日常を送っていた。

特別な使命も、英雄の素質もない。

彼らが宇宙へ出たのは、ただの特別学習――
土星のリングを調査するためだった。

だが、そのリングの側で発生した異変が、すべてを変えた。

突如出現したブラックホールに、
彼らの乗る宇宙船は抗うこともできず吸い込まれていく。

警報も、理屈も意味をなさぬまま、世界は闇に呑まれた。

次に彼らが目を覚ました場所は、別の銀河系だった。

そこには、地球と酷似した惑星が存在し、彼らはその星へ不時着していた。

その惑星には、人類とよく似た姿を持つ種族が暮らし、
地球の中世時代を思わせる文明が栄えていた。

言葉が通じ、文化があり、王国が存在する――
だが、そこは決して地球ではなかった。

帰還の手段も分からぬまま、彼らはその世界で生きることを選ぶ。

異邦人として、よそ者として、静かに日々を重ねていく。

やがて彼らは、別の異星人と遭遇する。

自らを マルデューク帝国軍 と名乗るその勢力は、
度々へブロン王国へ侵攻し、戦火をもたらしていた。

それは、彼らの戦争ではないはずだった。

だが、戦争は境界を選ばない。

こうして、ただ生き延びようとしていただけの高校生四人は、
この異境の果てで繰り広げられる、
もう一つの銀河大戦に、
はからずも巻き込まれていくのであった。

それが、記録されることのない戦記の始まりだった。

原作 天川航

目次

第1話 ブラックホール

第2話 惑星シオン

第3話 へブロン王国 前編

第4話 へブロン王国 後編

第5話 それぞれの事情

第6話 黄金の神殿

第7話 ふらり秘湯の旅

第8話 ラーメン対決

第9話 変人とバーベキュー

第10話 妖魔の森へ

第11話 魑魅魍魎、跋扈する森

第12話 眠れる森の美女

第13話 虚空の雷鳴

第14話 幻の一角獣

第15話 聖殿到着

第16話 ホレブ山の大賢者

第17話 オケアノスの記憶

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