宇宙心理学入門講座 第7回
レチクル座ゼータ星 未来からの宇宙人
概要と内容
ゼータ・レチクル文明の起源は、琴座の一つの惑星、エイペックスから始まります。ゼータ・レチクル人の劇的な歴史は、地球の進化と密接に結びついています。
エイペックスの文明は、琴座にできた三番目の文明です。エイペックスは、琴座とベガの両方の特徴を取り入れた文明を持っています。人種的には混血種が多く、多種多様な人たちが住んでいました。エイペックスでは、テクノロジーの進歩が、精神的・霊的な進化の速度を上回って、急速に発展しました。エイペックス人たちは、極端な個人主義を指向しエネルギーの不均衡状態をもたらし、極化現象が益々進んでいき、平和的に共存することができませんでした。その結果、この惑星上の各地で紛争が起こり、やがて惑星が両極に分断され、解決の糸口が見つからないまま紛争が続きました。両極の反発は極限状態にまで発展し、核戦争が勃発しました。この核戦争により、環境が汚染され、一部の人達は地下に避難しましたが、大多数の人々が死滅しました。大規模な核爆発の結果、エイペックスの惑星が空間から消えてしまいました。惑星エイペックスは、別の次元へ飛ばされたのでした。
この核爆発後も、放射能汚染により地表に住むことができず、生存者たちは引き続き地下に住むことを余儀なくされました。彼らは地下都市を作り、地下において高度な文明を築きました。惑星は壊滅に進んでいましたが、彼らの知性は高度に発達し、脳や頭蓋骨が肥大化し、体も地下で生活適応できるように変化し、身体的な特徴が現れるようになりました。急速な脳の発達により、女性の産道が対応できなくなり、自然分娩による出産が困難になりました。エイペックス人は、地表に住まなくなってから何世代かが経ち、不妊の種族となりました。種族の絶滅危機を感じた医者や遺伝子工学の研究者たちは、遺伝子情報を厳格にコントロールすることが必要と考え、クローン技術を発展させました。遺伝子操作によって、破滅の原因となった旧文明の情熱的な感情や混乱状態を回避する方法として、感情表現を抑制するために脳の構造を変え、何世代にも渡って神経科学的な操作を繰り返した結果、エイペックス人たちは、一つの集合意識を持つことができるようになりました。そして、全く新しい文明を発展させました。
エイペックス人は、数千年に渡る地下生活で、自分たちの惑星に起きた時空間上での異変についは、全く知りませんでした。彼らは幾世代も後、地表の放射能が減り、再び地表に出たときに、自分たちの惑星が琴座ではない別の空間へ飛ばされたことを理解しました。次元的な移転を経た後、落ち着いた場所は、レチクル座の二重星ゼータ辺りでした。そこで、この新たな種族のことをゼータ・レチクル人と呼ぶことになります。ゼータ・レチクル人たちは、この経験により時空間を操作する知識を習得しました。
現在、ゼータ・レチクル人は種族の存亡を賭けて、生命力の強化と回復の必要性に迫られています。クローン技術による種の存続が何世代も続いた結果、極端に遺伝子上の均質化が進み、進化が停滞してしまった種族になってしましました。彼らは、自分たちの「種」を残し、子孫が存続できるように、現在の四次元から五次元への移行を意図的に遅らせています。苦境に立たされたゼータ・レチクル人は、「創造の礎たち」に助けを求めました。創造の礎たちは、全ての種族の遺伝子が揃っている惑星を彼らに教えました。その惑星は地球でした。
彼らが地球に関心を寄せるようになったのは、地球時間における1940年代のことでした。彼らは、自分たちに起きたことが、将来、この地球でも同様のことが起こりうるであろうことを察知していました。彼らには、時間を移動するテクノロジーが有るため、地球のどの時代にも行くことができ、特に、滅亡と変容の淵に立つ時代の遺伝子を求めて旅しています。また、彼らは地球上において、遺伝子計画を実行しています。彼らは、ボランティア意識の強い地球人から遺伝子の提供と協力を得ています。こうして、ゼータ・レチクル人と地球人の双方の特徴を合わせ持つ、新しい混血人種が誕生しました。この混血人種は、統一と多様性を両立させ、豊かな感情に恵まれた種族と成り、無条件の愛に満ちた先駆者となりました。このハイブリッドの第三種族の名は、エササニ人と呼ばれています。
現在、ゼータ・レチクル人たちの惑星は、もうあまり使われていません。彼らのほとんどは、宇宙船の中で暮らしています。ですから、アブダクションされた地球人たちも、また宇宙船の中で彼らに協力しています。彼らの宇宙船の大半は、地球のエネルギー圏内に留まっています。
創造の礎たちは、地球が核兵器によって滅ぶ危険性を、未来の悟りを得たゼータ・レチクル人とプレアデス人のグループに伝えました。彼らは、ゼータ・プレアデス同盟というのを作り、地球の進化の軌道修正するための手助けをしています。古代の地球で遺伝子プロジェクトが行われ、人類が創造され、レムリアやアトランティスの文明が発展しました。この時代は多種族が共存していましたが、行き過ぎた個人主義が進み、紛争が起こり、最終的には核兵器により両文明が滅びました。ゼータ・プレアデス同盟は、未来の地球において、このような惨劇を起こさないために、他の人種よりも一体意識のエネルギーを持った別の人種の創造が必要であると感じ、遺伝子プロジェクトが行われた過去に戻り、新しい人種を創造しました。それが、五色人の中央に位置する黄色人種です。この人種には、プレアデスとゼータの遺伝子が多く入っています。更に、私達日本人には、特に未来のゼータの遺伝子が色濃く入っています。