宇宙心理学入門講座 第6回
地球人の同胞プレアデス
概要と内容
琴座文明が発展する中、陰(ネガティブ)の影響力から逃れて、独自の文化を発展させていこうと考える集団が現れました。彼らは新天地を求めて琴座星系を旅立ち、しばらくして、豊かな天然資源に恵まれた若い惑星を発見しました。その惑星こそが地球だったのです。
琴座から旅立った集団は地球に移り住むことを決意しました。まずは、地球の環境や電磁場に適応するために、地球の進化の過程にあった霊長類の遺伝子を少しずつ取り入れていき、そして数世代を経て、彼らのDNAが変化し、地球の環境に順応するようになりました。この地球に適応した世代が地球系琴座人と呼ばれています。この頃、琴座から別の集団が地球にやってきました。この新たな集団は、琴座人の遺伝子を地球の進化した霊長類に組み込み始めました。新たな集団の到来によって、琴座で起きた葛藤が地球でも起こりました。更に、ベガ人もやってきて、火星を占領しました。やがて、火星に移住したベガ人と新たな琴座人との間で戦争が起きました。この戦争で、琴座人が勝利し、太陽系全体を支配するようになりました。地球系琴座人たちは、その戦争に巻き込まれたくなかったので、胸を引き裂かれる思いで、地球を去る決心をしました。彼らは、プレアデス星団に多くの琴座人の植民地があることを知っていたので、そこに移り住むことにしました。こうして、現在のプレアデス文明には、2つの系統の遺伝子的系譜が存在することになりました。一つは、純粋な琴座人のグループ、もう一つは、地球系琴座人のグループです。
琴座から直接、プレアデスに行ったグループと地球経由で行ったグループには、平和に暮らしたいという共通の願いがありました。何よりも彼らが望んだのは、調和と真理、そして、無条件の愛を基礎とする文明の構築です。初期のプレアデス人たちは、高度に発達した直感力と共同社会的な生活形態を築いていこうとする願望を持っていました。何世代にも渡り、文化を発展させ、独自のアイデンティティを確立していきました。プレアデス人が築き上げた文明は、数千年に渡って、安定の状態を維持しています。
プレアデス人たちは、何世代も時間が経つにつれ、共同体形成の指向が強かったため、平和と静粛に愛着するあまり、ネガティブ要素を持つ、いかなる事柄をも受け入れられなくなっていました。人間型生命体としての自然な性癖を心の奥へと押しやった結果、遂に、彼らは言いようのない虚無感に襲われるようになり、生活における葛藤や決意、学びをも無くなってしまいました。絶望の淵にあったプレアデス人は、元々の祖先である琴座の集団に接触しました。そこで、銀河系の他の領域で、何が起きているのかを知りました。特に、オリオンでの葛藤を知ると、プレアデス人の内にある眠れる「龍」が目を覚ましました。彼らの魂に火がつき、強い使命感が湧き上がりました。オリオンの紛争解決に、身を挺すことを決意しました。プレアデス人の中には、オリオンに転生する人たちもいました。ブラック・リーグと同盟をを結んだり、または、プレアデス人として生きつつ、帝国の拡大を阻止しようとしました。しかし、帝国の陰のパワーも強く、戦火はプレアデス星団まで拡大しました。オリオン帝国の攻撃は、プレアデス星々を破壊し、壊滅的な打撃を与えました。事態は好転するどころか、袋小路に陥りました。その結果、別の角度からの解決が模索され、高い次元のレベルでの見直しをすることになりました。そうして、彼らは、故郷のプレアデスへ帰還することを選択しました。こうして、彼らは、陰のパワーを恐れ、行動不能の状態に陥りました。こうして、彼らは統合の状態を実現するための方法を求め、魂の奥深くを探る迷宮へ入り込むことになったのです。
この後、プレアデス人は、地球人類創成の計画に参加することになりますが、この話は、後のテーマで詳しく話したいと思います。