第4部 ペガサス銀河編
キャラクター設定
ハイデビロン帝国の首都バビロニアで、銀河連合評議会とハイデビロン帝国は、和平条約による停戦協定を締結した。
ハイデビロン帝国は形式上、ハイデビロン首長国と改名し、コロニー首長国連合に加盟したが、銀河連合評議会の監視下に入った。ハイデビロン首長国の初代首長は、ディアマンテスが務めることになった。
銀河連合評議会は、シルビアの惑星アルマーズを救う計画を立てた。ハヤト、シルビア、ガイアの新スターフォースチームに加え、新型宇宙戦艦アグライア号に乗艦する新メンバーを招集し、ペガサス銀河へ派遣することを計画した。
宇宙戦艦ダイダロスゼノン号 メンバー
スターフォースチーム
隊長:ハヤト(聖白騎士パラディン)
副長:シルビア
ガイア
新型宇宙戦艦アグライア(光の女神)号 新メンバー
艦長:メフィストス銀河連合軍准将(提督)
新チームの上官で、かつ銀河連合評議会の外交官も務める。新チーム『ペガサスフォース』
隊長:ケンジ・ゴトー
メアリー・グッドウィル
ウラヌス
新キャラの設定
ケンジ・ゴトー
『ペガサスフォース』の隊長で、アグライア号のメインパイロット。何でも器用にこなしていた戦死した兄ダイスケを尊敬しているが、ケンジはダイスケとは違って、不器用なタイプである。しかし、パイロットとしての腕はダイスケ以上の素質があり、アンナ教官に天才と言われた程である。性格は、人情派で無鉄砲なところがある。軍の規律よりも感情で動くので、しばしば問題を起こす。ハヤトを兄のように慕っている。
物語の後半、時空導師に目と口がついた「斬旋刀」という飛刀を譲り受ける。流星騎士ネメシスとして、ペガサス銀河大戦に参戦する。メアリー・グッドウィル
地球の民間人で女子高生。隕石落下により、半身不随となり、意識を失い植物人間となるが、ハイデビロン星人のエレーナが寄生した。エレーナ自身は好戦的ではなく、この少女の代わりに、ひっそりと暮らすことを望んでいた。
地球でシルビアに発見された。彼女の誘いを受けて新チーム・ペガサスフォースに合流した。人間メアリーとして、生きていくことを強く望んでいる。
本体が異星人のため、単独で銀河天使『フェアリーエンジェル』に装甲変化することができる。メアリーの性格のため、戦闘能力は、あまり高くない。そのため、武器も所持していないが、ハンドベルによる超音波攻撃等の特殊能力を持っている。装甲変化の特性には、本人の性格や特徴が影響する。怒りが頂点に達すると、熾天使『メタトロン』となり、トリスアギオンの炎の剣を持って暴走し全てを焼き尽くしてしまう修羅と化してしまうことがある。ウラヌス
女性タイプのアンドロイド。
主にメアリーの教育係。
その他
謎の黄金に輝く流星騎士
メアリーがピンチになると、どこからともなくやって来て、助けてくれる謎の騎士。
物語の中盤で時空導師が操作していたことが判明する。
物語の後半、ケンジと融合して、ペガサス銀河大戦に参戦する。
目と口がついた「斬旋刀」という飛刀が武器である。
ケンジは、この飛刀の特殊能力で装甲変化する。
メアリーに「ザンちゃん」と呼ばれている。
この飛刀は、とにかくおしゃべりで、ケンジとは良いコンビになる。時空導師:タオ老師
全知全能なる宇宙創造の意志・ロゴス(秩序)の具現化した人間の姿。
コスモストーンは、宇宙創造の際、時空導師の聖杯から洩れて全宇宙に爆発して散らばった(スターバースト)ものである。このスターバーストによって、超新星残骸(スーパーノバ・レムナント)が分散し、銀河が形成されていった。
コスモストーンは、スーパーノバ・レムナントの欠片である。全部で12種のコスモストーンが存在するらしく、それは人間に与えられた12の思想観(心)に対応していると言われている。
その影響を受けて具現化された姿が『聖白騎士パラディン』であり、『熾天使メタトロン』であった。ハヤトは『義』の心を具現化し、メアリーは『仁』の心を具現化したものである。尚、流星騎士ネメシスは、『信』を具現化したものである。原始皇帝カオス
ロゴスに対して、聖杯のバランスの秩序を乱したものが『カオス(混沌)』である。カオスは聖杯から13番目に飛び出したものである。この世に禍をもたらすものである。
ダークエネルギーを吸収し、クインテセンスを形成(亜空間を生み出す術)し、ビッグクランチ、シャドーマター、ブラックホール・バリオン、インフラトン崩壊といった大技を繰り出す。
武器は、大銀河タロットカード。
『智』の暗黒騎士ダークマター、『忠』の魔道騎士ベルフェゴール、『悌』の邪竜騎士ケルベロスを配下に従えている。ペガサス銀河において、銀河大戦を引き起こした元凶である。銀河騎士団長グレゴリウス
12の銀河騎士を束ねるリーダー、別格の教皇位にある救世騎士。
時空導師の一番弟子で、ハートの熱い男。
「真」を具現化したもの。
元は「フィレオース(友情)」で、カオスとは双子の兄弟のようなもの。
煉成術・光鈞術で宇宙のクォーク素粒子を操る。
シンクロトロン放射、逆コンプトン散乱という術を繰り出す。
銀河指揮棒(ギャラクシータクト)という武器を扱う。クエイサーからエネルギーを吸収して、恒星風、超新星爆発といった必殺技を繰り出す。ペガサス銀河大戦に参戦し、カオスを銀河聖櫃(ギャラクシーアーク)に封印した後、銀河タクトをハヤトに預けて去って行った。後に、ハヤトは、この銀河タクトを使って恒星風を起こし、惑星アルマーズに接近していた兄弟惑星シオンの公転軌道を変えて救った。